こんにちは。
株式会社アシスト代表の大上です^_^
本日、かなでケアステーションの作業療法士・大野彰啓先生をお招きし、「アシスト在宅ケア勉強会 Vol.2」を開催しました。
今回のテーマは、「訪問看護の作業療法士から見た、在宅生活を支える視点と関わり方」です。在宅ケアの現場では、多職種連携が当たり前のように行われています。
それぞれの専門職が自分たちの専門知識や技術を身につけ、日々アップデートしていくことはもちろん大切です。
ただ、少し視野を広げてみると、一人のご利用者様に対して、ケアマネジャー、看護師、医師、リハビリ職、介護職、訪問鍼灸マッサージ師など、さまざまな職種が関わっています。
では、それぞれの職種が、どのような視点でご利用者様を見て、何を考えながら関わっているのか。
今回の勉強会では、そこを知ることが一つの大きな目的でした。

もちろん、インターネットや書籍から多職種について学ぶこともできます。ただ、実際に現場で働いている方から直接話を聞き、その場で質問をし、具体的な事例を通して考え方を知ることで、理解の深さは大きく変わります。
今回、大野先生からお話しいただいた中で特に印象的だったのは、作業療法士の役割についてです。
作業療法士は、単に評価や訓練を行ってADL(日常生活動作)を向上させるだけではありません。
・自宅で安心して過ごせるよう生活を整えること。
・その人らしい生き方とは何かを考え、生き方の選択肢をつくること。
・そして、看護師など他職種と密に連携しながら、医療依存度の高い方も含めて生活を支えていくこと。
資料の中でも、このような考え方が作業療法士の役割として示されていました。
また、事例を交えながら、「できない理由」だけを見るのではなく、本人の希望、残存能力、精神面、環境、人的資源、支援体制などを総合的に見ながら、「どうしたらできるのか」を考えて可能性を広げていくという視点や、多職種で方向性を共有しながら歩行できる環境をつくった事例など、とても勉強になりました。

そして、もう一つ大きかったのが、「お互いの視点を知ること」です。
大野先生からも、訪問鍼灸マッサージ師と同じご利用者様に関わることはあるものの、「訪問鍼灸マッサージ師が実際にどのような視点で身体を見て、どのような考えで介入しているのかは、詳しく知らない部分もある」というお話がありました。
これは僕自身、とても印象に残りました。
僕たちが作業療法士さんのことを知るだけではなく、僕たち訪問鍼灸マッサージ師が何を考えて、どのような視点でご利用者様を見ているのかを多職種の方に知ってもらうことも、同じくらい大切です。
今回の勉強会では、からだアシストのスタッフも、こころライフアシストのケアマネジャーからも質問が沢山出て、30分という短い時間でしたが、かなり内容の濃い勉強会になったと思います^_^
僕が今回の勉強会から学んだことを一つ挙げるとすれば、「つないでいく視点を持つこと」です。自分たちの専門職としての役割を果たすことは当然ですが、その支援だけで完結するとは限りません。

ご利用者様の身体状況や生活状況、気持ちの変化を見ながら、「今、この方に必要な支援は何か」「次にどの職種やサービスにつないだ方がよいのか」というところまで考えていく。
つまり、自分たちだけで何とかしようとするのではなく、それぞれの専門性を知り、必要なときには他の専門職へつないでいく。その積み重ねが、ご利用者様の生活を支える選択肢を増やしていくのだと思います。
今回は、訪問鍼灸マッサージ事業所である僕たちから、訪問看護ステーションの作業療法士さんに講師をお願いするという形で勉強会を開催しました。
こうした機会は、待っているだけではなかなか生まれません。
だからこそ、これからも地域のさまざまな専門職の方々と、お互いの仕事や考え方を知る機会を自分たちから作っていければと思っています^_^
さて!改めまして、今回お忙しい中、具体的な事例も含めた素敵な資料もご準備いただき、貴重なお時間を使って講師を務めてくださったかなでケアステーション 作業療法士の大野彰啓先生、本当にありがとうございました!
また、かなでケアステーション様にも、このような機会をいただきましたことを心より感謝いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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[https://www.kanadecare.com]
株式会社アシスト
代表取締役 大上



